賃貸オフィスは【事前チェック】で「快適な空間」へ!?
オフィスを移転する、起業するときなどに賃貸オフィスの立地にこだわる方は多いです。
しかし忘れがちなのが、間取りやワークスペースの事前チェックです。
立地にこだわることも大切ですが、実際に仕事を行うのはオフィスの中です。
水回りやトイレは清潔感があるか、オフィスにどのように機器を置けば使い勝手は良いのか、といった視点をもってチェックを行うことが大切になってきます。
重量のある品物を扱うなら床荷重チェックが重要
一般的な賃貸オフィスビルの床荷重は1平方メートルあたり300kg~500kgと言われています。
一般的なデスクワークを行うオフィスであれば、それほど床荷重を気にする必要はありません。
しかし、IT系の企業などはオフィスにサーバーを置くこともあるでしょう。
サーバーはトータルで400kg超となることもあるため、場合によって床荷重をオーバーしてしまう恐れもあります。
床荷重に関して事前にチェックしていれば、オフィス損傷といったことも防げるため、しっかりと行うようにしましょう。
窓の位置や数に注意
オフィスにとって大きな窓があると開放感があり、快適な空間を演出できます。
しかし実務をすることを考えると、大きな窓があることで直射日光が差し込みやすくなり、夏は室内が不快を覚える温度まで上昇する恐れが出てくるでしょう。
特に南向きや西向きの窓で日当たりが良さそうであれば、遮熱フィルムの施工が行えるかも確認しておくと対策も立てやすいです。
動線を意識した配置を
柱にも気をつける必要があります。
快適なオフィス空間のためには、柱や梁がないほうが良いでしょう。
柱や梁があることで動線を妨げる恐れがでてきます。
もし柱がある場合は、その柱が邪魔にならないようなワークスペースを計画する必要があります。
デスクや備品の置き方を工夫して、動線を妨げることにならないように気をつけましょう。
働く人の動きを考え、無理なくすれ違えるか、仕事をするうえでオフィス内を歩く時に
不便を感じることはないか、といった面を意識してください。
動線を上手く作ることができると、人の流れがスムーズになり快適な空間を保てるだけでなく、
社員同士のコミュニケーションを活発にする効果も期待できます。
水回りのチェック点
トイレが適正数あることも快適なオフィス空間を保つうえで重要です。
例えば、オフィスの従業員が20名で男6:女4 (男性12人、女性8人) では、男子トイレにおいては小便器2、
大便器2、洗面器2が適正数と言われています。
一方で女子トイレは便器2~3、洗面器2~3を目安とすると良いでしょう。
もちろんトイレの場所が室内から見えにくいところか、清潔感はあるか、といった面も確認が必要です。
特にトイレや給湯室は女性が気にするスペースであるため、女性目線からのチェックが欠かせません。
事前のチェックをしっかりと行うことで快適な空間へとすることが可能です。
賃貸オフィスを検討するときは、立地に気をとられすぎず間取りやワークスペースにも目を
向けるようにしましょう。
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