春になったら訪れたい!大阪市内で人気のお花見スポット情報まとめ

大阪というと商人の町というイメージを強く持っている人も多いでしょう。
確かに中小零細企業も多く東京に次ぐビジネスの町でもあります。
そして食い倒れの町であって、安くておいしいソウルフードの宝庫として全国的にも有名です。
お好み焼きやたこ焼き、河豚のてっさを目当てに大阪に来る人も珍しくありません。
しかし大阪はそれだけではないんです。
全国的にも有名なお花見スポットも多く、春には日本全国だけではなくて世界中からお花見スポットを目当てにやってくる人もいる程です。
桜の木の下で、たこ焼きを頬張るのも楽しい花見になるかもしれません。

大阪と言えば大公秀吉さんの大阪城!

大阪と言えば大公秀吉さんの大阪城!

大阪の観光地としてまず第一に思い浮かぶのは、なんといっても大阪城でしょう。
高くそびえる大阪城はいつ見ても圧巻です。
人力で持ってこられた何トンもの石を積み上げた外堀、巨木で作られた梁に柱など、昔の人の人力や運搬方法にもただただ驚かされるばかりです。
このようにお城を鑑賞し、戦国時代に思いをはせ秀吉の権力や統治力を実感したり、建築技法に感嘆するのも楽しいです。
城の周辺には、たくさんの桜の木が植えられており、ピンクの海が広がっています。
城に上り、眼下に広がる桜の海を眺めるのもいいですし、城の外堀の川辺から遠目で城と桜を鑑賞するのもお勧めです。
城の白色とピンクの色が良いコントラストになり、より城の美しさが際立って見えます。
最近は大阪城の周辺も自治体の政策により、民間の業者が城周辺の美化や清掃をするようになりました。
そのことで非常にきれいになっているだけではなく、カフェや飲食店なども軒を並べるようになっており、お花見をしながらおいしい大阪グルメを食べられるようにもなっています。
お洒落カフェから眺める城と桜も素敵です。

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大阪造幣局もお花見スポットです

大阪造幣局もお花見スポットです

東京の方にはあまり馴染みがないかと思いますが、大阪にも造幣局が存在します。
そこで毎年桜の通り抜けと言って、人々が自由にその時だけ造幣局に入ることができ、そこに咲き誇る桜並木を鑑賞することが出来るようになっています。
これは大阪で明治から続いている桜の一大イベントであり、古くから市民に愛されており、通り抜けといっただけで大阪人なら何のことかわかってしまうほどです。
一般的に桜というとソメイヨシノですが、造幣局に咲く桜はソメイヨシノではありません。
八重桜がほとんどであり、それも一種類ではないのです。
約140種の八重桜が咲き誇り、約340本も咲き誇っています。
ソメイヨシノが終わりかけに満開に咲き誇るので、一味違った桜の鑑賞が出来ます。
560メートルにわたる道の両側に、八重桜が咲き乱れるさまは圧巻です。
一週間限定というのも希少性や特別感があって、人気になっている所以でしょう。
此処ではその名の通り、通り抜ける事しかできず桜の下で敷物を敷いたり、飲食を持ち込んで宴会することはできません。
上品にお花見が出来るのも通り抜けの魅力とも言えます。
背後に見えるレトロな建造物の造幣局が、通り抜けのアクセントになってます。

万博公園でのお花見も人気スポット

大阪には高度成長期を象徴する人気スポットがあります。
それが万博公園という場所です。
現在は記念公園という形で運営されており、大阪の人々に非常に愛されているスポットです。
デートや家族でのレジャーで大阪人なら一度は訪れたことがあるはずです。
そして一定年齢以上のシニア世代にとっては、本当に思い出深い場所であって、年間通して多くの人が地方から観光にやってくる場所でもあります。
シンボルの岡本太郎氏による太陽の塔も健在で、最近では中に入って見学することも可能となりました。
昨今、レトロブームで昭和ブームなので、若い人もこの太陽の塔にたくさん見学に来て昭和の時代を実際に体験してます。
万博公園は桜名所100選にも選ばれるほどで、9種類5500本が咲き乱れています。
万博公園はレジャーシートを持ち込んで飲食も可能となっているので、このコロナ禍でなければ会社のお花見大会にも最適です。
園内にはバーべキュー施設もあって、桜を見ながらおいしいお肉を頬張ることも可能です。
広大な敷地面積を誇り、桜の他にも春の草花が共演し、非常に美しいと好評です。
夜には桜のライトアップも開催されていて一味違った表情を見学できます。

桜スポットは桜ノ宮公園から淀屋橋エリアへ

桜スポットは桜ノ宮公園から淀屋橋エリアへ

大阪は川の多い地形でもあります。
市内に大川、堂島川、土佐堀川など川がいくつも流れています。
そのため大阪は別名、水都と呼ばれています。
イタリアのベネチアと並び、水路が発達しているエリアであって、その昔は運搬手段として川が頻繁に使われていたほどです。
その大阪を代表する大川は川幅も広く、川沿いにずらりと桜が植えられておりお花見スポットして多くの人々に愛されています。
淀屋橋近くの八軒家浜から船に乗り大川沿いを観光することが出来るようにもなってます。
船から大川沿いの桜を見るのも一味違った表情を垣間見る事が出来て人気です。
桜のバックには淀屋橋や北浜など、関西経済の中枢を見ることが出来ます。
ビジネスオフィス街に、中央公会堂などレトロな西欧式の建造物が見え、桜とともに大阪観光が出来てしまうのも魅力です。
川面には桜吹雪が落ちたり、川が鏡面になって桜を映し出してもくれます。
船の種類は様々あり、船上でミシュランの星付きのフレンチフルコースを食べることが出来るものや、関西落語家が観光案内をしてくれるカジュアルな船など楽しみ方は多種多様です。

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花博記念公園鶴見緑地の桜も外せません

花博記念公園鶴見緑地の桜も外せません

関西ではかつて鶴見緑地で花博が開催されました。
そこも万博同様に記念公園になっています。
広大な敷地面積を誇り、池など風光明媚なスポットも点在しています。
特筆すべきは、2月下旬からすでに桜を楽しむことが出来るんです。
河津桜といって早咲きの桜があって、3月まで待てないという人におすすめの桜です。
そのあと順次時間差で様々な桜が咲き誇っていきます。
そのため、ピーク時を考えなくても気が向いたときに行っても、きれいな桜が楽しめるのも魅力の一つでしょう。
オカメ、陽光といった珍しい品種も出会うことが出来るのは、さすが元花博の場所であると言えます。
大阪にはこの公園以外にも、様々な有名な大きな公園が点在します。
狭山池公園の桜も人気があります。
日本の歴史公園100選に選出された公園であって、池の周遊路に早咲きのコシノヒガンが多く植えられていて3月下旬から開花を見ることもできます。
大仙公園の桜も圧巻の一言です。
仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に広がる公園であって、こちらも日本歴史公園100選に選ばれてます。
ソメイヨシノやヤマザクラのほかオオシマザクラなど約1000本植えらいろいろな表情を楽しむことが出来ます。

まとめ

大阪は商人のビジネス街や、食い倒れの町だけではありません。
桜の名所も多くお花見スポットも豊富です。
大阪と言えば、大阪城のお花見は王道と言えるでしょう。
大阪造幣局の通り抜けは、一週間限定で八重桜のお花見が出来て人気です。
万博記念公園のソメイヨシも膨大な数が植えられていて、夜にはライトアップが美しく違った表情を楽しむこともできます。
さらに桜の宮公園から淀屋橋エリアは、大川から船でお花見することが出来ます。
大阪のビジネス街やオフィスに中央公会堂なども観光できます。
2月下旬の早咲きの桜から一足先にお花見できる、花博記念公園鶴見緑地の桜もおススメです。

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