大阪のアートスポット！美術館やアートギャラリーで見る大阪のアートを楽しもう

大阪のアートスポット！美術館やアートギャラリーで見る大阪のアートを楽しもう

日本全国には、美術館やアートギャラリーが数多く存在しますが、大阪には独自の魅力があるアートスポットがたくさんあります。
大阪には、江戸時代から栄えてきた商業都市ならではの独自の文化やアートが息づいています。
この記事では、大阪のアートスポットの中でも、特に見逃せないおすすめの場所をご紹介します。
また、アクセス方法や見どころも紹介するので、大阪を訪れる際にはぜひ参考にしてください。

「現代美術のトレンドを知るならここ！」- 国立国際美術館のコレクションとイベント情報

国立国際美術館は、日本の現代美術を中心にアジアのアートや国際的なコンテンポラリーアートを展示する美術館です。
美術館は大阪市北区に位置し、建築家のシーザー・ペリ氏が設計した斬新な建築様式が特徴的です。
美術館には、約8,000点の美術作品が所蔵されており、収蔵品にはセザンヌやピカソ、マックス･エルンストなど海外の有名作家のほか、藤田嗣治や国吉康雄などの国内の有名作家の作品を収蔵しています。
また、常設展示だけでなく、季節やテーマに合わせた企画展も多数開催され、常に新しいアートを楽しむことができます。
2023年6月24日(土)～9月10日(日)に、「コレクション１ 80/90/00/10」というコレクション展が開催されます。
この展示では、1980年代から2010年代までの美術を幅広く展覧し、令和4年度の新収蔵品も展示されます。
村上隆氏の絵画作品《727 FATMAN LITTLE BOY》（2017年）は、国内に所蔵される村上氏の作品としては最大級のもので、国内初公開となります。
また、束芋氏、國府理氏、西山美なコ氏、アストリッド・クライン氏、中原浩大氏など、50点以上の作品が展示されます。 是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
国立国際美術館へのアクセス方法ですが、最寄り駅は、京阪中之島線「渡辺橋」駅で、2番出口から徒歩約5分です。
また、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅や御堂筋線「淀屋橋」駅からも徒歩10分～15分程度です。
バスで行く場合、市バスJR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車して徒歩3分程度です。
車で行く場合、大阪駅から約10分程度ですが、提携の駐車場はないので、公共交通機関で行くのがおススメです。

中之島美術館の新しい展覧会で探る、デザインとアートの交差する境界線

中之島美術館は、大阪市の中之島にある美術館で、日本の近現代美術を中心に展示されています。
中之島美術館は、建物の外観が非常に特徴的で、黒い箱のようです。円形ドームも印象的です。
見どころは日本の近現代美術を中心に展示されており、様々なアーティストの作品を見ることができます。
19世紀後半から現在までの日本と海外の代表的な美術作品約6000点を所蔵しています。
その中には、佐伯祐三の名作、モディリアーニの裸婦像、具体美術協会のリーダー・吉原治良の作品など国内外で高く評価されています。
そして現在、開館1周年記念展「デザインに恋したアート?アートに嫉妬したデザイン」という展覧会を開催しています。
この展覧会は、戦後日本の約100点の作品を通して、デザインとアートの境界や「重なりしろ」を探る旅になっています。
デザインとアートがどのように関係しているのか、また、それぞれの世界で制作に心を傾ける人々が新たな作品を世に送り出すまでの過程を、作品を通して楽しんでいただけます。
展覧会は、「これはデザイン？」「あれはアート？」という問いかけをしながら、作品を鑑賞することができます。
中之島美術館へのアクセス方法は、大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」から徒歩約10分、または京阪中之島線「中之島駅」から徒歩約5分です。
先ほど、ご紹介した「国立国際美術館」は通りを挟んだ反対側にあります。

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世界最大級の建築物内にある美術館「あべのハルカス美術館」

あべのハルカス美術館は、大阪市のあべのハルカス内にある美術館であり、多くの特徴的な点があります。
まず、この美術館は世界最大級の建築物であるあべのハルカスの16階に位置しており、「あらゆるアートを、あらゆる人に。」をコンセプトに人とアートが気軽に、かつ深くふれあえる美術館となっております。
また、展示室も非常に広く、多彩な企画展が開催されています。
あべのハルカス美術館の見どころとしては、美術館自身が所蔵する近現代美術作品のほか、国内外からの貸し出し作品が展示されることが挙げられます。
また、企画展では、美術館の広大な展示室を活かした大規模な展示が行われており、世界的に有名なアーティストの展覧会も多数開催されています。
その他、美術館内にはミュージアムショップやカフェも併設されており、美術館だけでなく、あべのハルカスのショッピングや飲食も楽しむことができます。
2023年4月22日(土)～ 6月18日(日)の期間で「恐ろしいほど美しい　幕末土佐の天才絵師 絵金」という企画展を開催中です。
謎の天才絵師と呼ばれる土佐の絵師・金蔵が幕末から明治初期にかけて残した芝居絵屏風などの代表作を紹介する展覧会であり、今も高知各所の神社等で夏祭りの数日間に飾られている彼の作品の魅力を、再発見することができる貴重な機会となっています。
また、この展覧会は、高知県外では約50年ぶりの大規模なものであり、幕末の土佐に生きた絵金の異彩を放つ作品を通して、彼の魅力を再評価することができます。
あべのハルカス美術館へのアクセス方法は、「天王寺駅」の地下1階にあるシャトルエレベーターで16階まで上がればすぐです。

リニューアルオープンまで待てない！「大阪市立東洋陶磁美術館」と「大阪市立美術館」の特徴と見どころ

大阪市立東洋陶磁美術館と大阪市立美術館は現在リニューアル工事中で、それぞれ2024年春頃と2025年春頃まで休館中ですが、
この2つの美術館の魅力的な特徴や見どころを知ってリニューアルオープンを楽しみに待ちましょう！

「大阪市立東洋陶磁美術館」は、東洋の陶磁器を中心に、日本の陶磁器、漆器、ガラスなどの工芸品が展示されています。
常設展示では、韓国、中国、日本などの陶磁器の名品を一堂に集めています。
また、企画展ではテーマにそった特集展示が行われ、多くの人々が訪れます。
休館中でも、美術館の公式サイトでは収蔵品の画像データが公開されており、美術館を楽しむことができます。
「大阪市立美術館」は、日本で3番目に古い公立美術館であり、洋画、日本画、彫刻などの美術品を収蔵しています。
その収蔵数は8500件を超えており、日本屈指の質の高さです。
企画展では、世界的な芸術家の展覧会や、国内外から貸し出された貴重な美術品の展示が行われます。
美術館の周辺には桜の名所としても知られる「天王寺公園」があり、美術館と合わせて訪れることもできます。

「大阪市立東洋陶磁美術館」は、京阪中之島線「なにわ橋駅」の1号出口を出てすぐの位置にあります。
または地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口や地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口からも徒歩5分程度の位置にあります
「大阪市立美術館」は、地下鉄御堂筋線の「天王寺駅」または「動物園前駅」から徒歩約5分です。
両美術館は、大阪市内の主要な観光地からもアクセスが便利で、美術品を鑑賞するには最適な場所です。

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まとめ

大阪には数多くの美術館やアートスポットがあり、それぞれに特徴があります。
常設展をみるだけでも見ごたえがありますが、事前に特別展の情報を確認してから出かけるとさらに面白い発見があります。
大阪市立東洋陶磁美術館と大阪市立美術館は現在リニューアル工事中で休館中ですが、リニューアル後にはぜひ訪れて欲しい美術館です。
リニューアルに併せてイベントも開催されるでしょうから、そちらもしっかりチェックしていきたいですね。
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