どれくらい? 一人当たりのオフィス面積とは
起業にあたりオフィスを選ぶ場合、考えたいのがその広さ。
広すぎても経費がかさみますし、狭すぎると仕事に差し支えます。
そこで一人当たりどれくらいのスペースが必要なものなのか、オフィス面積の平均値をご紹介していきます。
オフィス面積の平均値
1人あたりのオフィス面積については、さまざまな団体・企業が調査を行っています。
それぞれに調査方法は異なりますが、日本ビルヂング協会連合会が調べたオフィス面積の一人当たりの全国平均は、小規模ビル約4.1坪、中規模ビル約4坪、大規模ビル約3.8坪となっており、大規模ビルの平均面積が若干狭くなっていることが分かる。
ちなみに最も狭い都道府県は東京都の約3.6坪となっています。
なおあくまで平均値であり、中には一人当たり1坪程度の会社もあれば、10坪以上取っている会社もある様です。
業種による違い
業種によってもオフィス面積に差がある様です。
金融・保険業、研究開発業、卸売小売業という業種は約4.3坪となり平均より更に広めとなっています。
来客の印象を良くする為(金融・保険業)、設備、用具を配置するスペースが必要なため(研究開発業、卸売小売業)というのが背景にある様です。
一方、情報通信業、サービス業(無形サービス)は約3.5坪と平均より狭めとなっています。
来客が少ない、設備にスペースを取られないなどが理由になっている様です。
女性の多い職場は広め
女性従業員の多いオフィスの面積は、約4.2坪以上のケースが多いです。
これは女性が快適に過ごせる様、ロッカールームを設けたり、休憩所、ランチスペースなどを確保している会社が多く、その面積が反映されている事が背景にある様です。
近頃は狭くなってきている
上述の調査データでは一人当たり約3.93坪が平均となっていますが、直近2015年現在では3坪以下(タタミ約5畳程度)のオフィスが増えている様です。
これは柱のないオフィスなど、小さいスペースながら最適化された設計のオフィスが増えてきているためと言われています。
限度はありますが今後は更に狭いオフィスが主流となってくるかもしれません。
この様なデータを見ると、一人当たりのオフィス面積は最低3坪以上が目安となってくるところでしょうか。
ただ業種によっても必要な面積というのは変わってきますし、予算の兼ね合いもありますので、あくまで参考程度に考えるのが良いかと思います。
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