オフィスの机と椅子を調整出来るモノにする3つの理由

オフィスの机と椅子を調整出来るモノにする3つの理由


オフィス業務のお供となる机と椅子。

机と椅子の高さというのは、長時間使用していると仕事の効率にも影響してきます。
良い仕事を行なうためにもオフィスの机と椅子は調整出来るタイプのモノが望ましいです。

オフィスの机と椅子がなぜ仕事に影響を及ぼす理由、机と椅子の最適な距離関係ついて見てみましょう。


作業は水平で行なうのが望ましい


書類を書く、図面を作る、パソコンのタイピングなど机上で行う作業というのは、いずれも手が水平に伸ばせる高さで行うことが最も効果的です。

これが例えば机が高すぎて手を斜め上に上げる様な高さで作業したり、椅子が高すぎて手を斜め下に下ろすような高さで作業していると、徐々に筋肉に負担がかかり疲労や集中力低下に繋がっていきます。
ちょっとした高低差であっても、ダメージが蓄積すれば問題です。


パソコンはやや見下げる高さがベスト


パソコンは、画面が目線の高さよりやや低めとなる位置に設置すると効果的です。
目線より高い位置での作業や目線と同じ正面にくる位置で作業をしていると、眼球の疲労は大きくなります。

このためパソコンをベストな位置で使用するためにも、机と椅子が調整出来るタイプのものが望ましいです。

椅子は高すぎると疲労が増える


高い椅子に足を伸ばし、ぶら下げる形で座っていると、知らず知らずに下半身に負担が掛かっていきます。
特に足が床に着かないほど高い椅子に長時間座り作業をしていると、疲労感が大きく増えます。

また、椅子が低すぎて足を曲げるように座る場合も、関節をはじめ、足に負担がかかります。
自転車などと同じように、椅子も足を極端に伸ばしたり曲げたりしなくてもよい高さが最適です。

机と椅子の最適な距離

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机と椅子、それぞれの距離関係も重要です。
椅子は、身長の4分の1程度の高さが最適と言われています。

身長160cmの方であれば40cm程度の高さの椅子が最も身体に優しいわけです。
一方机については、その高さは机と椅子の距離を示す「差尺」が関係していきます。

差尺は、座高の高さの3分の1程度が最適と言われています。
例えば座高80cmの方であれば差尺は約26cmとなります。

椅子の高さと差尺を足した高さが最適な机の高さとなり、例えば40cmの椅子なら差尺は26cm、机の高さは68cm程度が最適となります。

机と椅子の高さというのは日々の仕事にも大きく影響していきます。
間違った高さの机や椅子を使い続ければ、肩こりや眼精疲労といった不調を招き、仕事の能率も下がってしまいます。

不特定多数の人間が机や椅子を利用するオフィスでは、高さを自由自在に調整出来るタイプのモノを選ぶことが効果的です。


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