温暖化防止に向けた取り組み「関西エコオフィス運動」とは?
2003年から関西圏を中心に「関西エコオフィス運動」という取り組みが行われています。
2003年から関西圏を中心に「関西エコオフィス運動」という取り組みが行われています。
これは地球温暖化を防止するだけでなく、エコオフィス運動に取り組む事業者にとってメリットになる運動です。
今回は、この関西エコオフィス運動の説明やメリットについてまとめました。エコ活動に関心を持たれている事業者の方はご覧ください。
関西エコオフィス運動とは
1997年に京都で開催された第3回気候変動枠組条約締約国会議内で定められた「京都議定書」は、2008年から2012年までの期間中に温室効果ガスを5%削減すると定めた議定書です。
この京都議定書の由来の地となる関西で、いち早く実施された温室効果ガス削減運動が、この「関西エコオフィス運動」になります。
関西圏の事業者たちがオフィスで行う温室効果ガス削減運動で、2003年より始動しました。
この運動に参加できる対象は、関西圏にオフィスを構える“事業者”です。
強制的な運動ではなく、各県に設置されている窓口に申請することで運動に参加できます。
関西エコオフィス運動に参加する場合は、以下10件の取組項目から最低1つ以上を選択し、温室効果ガス削減の運動をしていくこととなります。
【取組項目】
1.適正冷暖房温度の設定・夏冬エコスタイル
2.節電の励行
3.節水の励行
4.省エネ・新エネ設備機器等の導入
5.グリーン購入の推進
6.緑化の推進
7.エコドライブの励行
8.自動車利用の抑制
9.ごみの再資源化
10.その他(環境・エネルギー管理システムの導入、サマータイムの導入など)
関西エコオフィス運動のメリットは?
事業者が関西エコオフィス運動に参加することで、5つのメリットがもたらされます。
メリットは以下の5つです。
・登録証の交付
・関西広域連合ホームページで「地球環境にやさしいオフィス」として紹介
・夏のエコスタイルポスターなど啓発資料の提供
・「関西エコオフィス大賞」への応募
・エコオフィス運動により月々の光熱費などが削減できる
関西エコオフィス運動に参加することで、企業のイメージも良くなり宣伝にもなります。
また光熱費などの削減にも繋がりますので参加する価値は十分にあると言えるでしょう。
地球温暖化の防止にも
関西エコオフィス運動の一番のメリットは、なんといっても地球温暖化防止・自然環境の保護・排ガスの削減に繋がるという点です。
地球温暖化は凄まじいスピードで進行していますので、これを放置すると後々私たちの健康に大きなリスクとなっていきます。
関西エコオフィス運動はまだまだ継続中です。
企業アピールのためにも、地球を守るためにも、まだ参加されていない事業者の方は関西エコオフィス運動に参加してみてはいかがでしょうか。
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