オフィスから省エネ! 大阪の夏の省エネ対策や取り組み方

エネルギーを無駄なく使用することは、経費削減の観点からだけでなく環境問題にも深い関わりがあります。
限りある資源をどのように大切に使用するかという点は、人類だけでなく地球に生きるすべての生物にとって共通の懸念すべき問題です。
大阪にオフィスを構える事業者は、省エネのためにどのような対策をとっているのでしょうか?
■無関係ではいられない?省エネ法とは
省エネ法は1979年の制定後、過去に何度も改正されています。2010年からは、企業単位でのエネルギー管理を行うように規制の体系が変化しました。
オフィス・工場・営業所などの年間のエネルギー利用料が、トータルで1,500kl(原油換算)を超える企業は、国へ届け出る必要があります。
届け出をしなかったり届け出が虚偽だったりした場合、罰金が科せられるため注意してください。
正しく届け出をするためには、国土交通省国土技術政策総合研究所・独立行政法人建築研究所が整備している「計算支援プログラム」や「補助ツール」を利用することをおすすめします。
省エネ法の届け出先や質問の受付は建築物の所在地によって異なります。
また、「一般社団法人 日本サステナブル建築協会(JSBC)」に設置されている「省エネ対策サポートセンター」でも質問を受け付けているため、不明点があれば活用しましょう。
■省エネを効率よく行うには
省エネと一口にいっても、さまざまな取り組みや対策方法があります。
例えば、
「使用していないアダプターはコンセントから抜いておく」
「待機時消費電力にかかる電力の消費を防ぐ」
「空調設備の温度を25度以上に設定する」
「室内の温度の下がりすぎを防止する」
また太陽光パネルの設置や風力発電を導入しようと考えている企業には、グリーン投資減税が適用される場合があります。
自家発電が可能になれば、省エネや経費削減だけでなく、余剰な電力を売却することもできますね。
■省エネにはどんな取り組みがある?

さまざまなオフィスで行われている取り組みとして、クールビズがあげられます。
クールビズは、ネクタイやジャケットを着用しない身軽な服装に身を包むことです。
軽装な分だけ、オフィス内の冷房設定温度を上げることが可能です。
このクールビズを利用したキャンペーンを近頃では注目を集めています。
例えば、大阪府の東大阪市役所では市長をはじめとした職員がラガーシャツに身を包んで業務を行い、ワールドカップの開催や「ラグビーの街」をアピールするための作戦と省エネ対策を一度に行いました。
その他にも、大阪府狭山市では適正冷房の実施と軽装勤務の2つを掲げた「夏の省エネ強化月間」を設けて節電に取り組んでいます。
環境省では、2016年のクールビズの期間を5/1~10/31頃までの6か月間と想定しています。
実施期間は企業が自由に定めることができるため、大阪では6/1~9/30頃までをクールビズ期間に定める企業もあります。
こうしたキャンペーンに乗っかって、可能な範囲でクールビズに取り組まれてはいかがでしょうか。