実は重要! 仕事の効率を上げるオフィスカラーとその理由

オフィスを構える際、インテリアやレイアウトはとても重視されますが、カラーは意外とあまり意識されないことも多いです。
ですが、仕事の効率とカラーはとても密接な関係があります。
今回は、仕事の効率を上げるオフィスカラーとその理由をご紹介いたします。
【仕事の効率を上げるのは集中力!】
「仕事の効率を上げるために一番必要な力は?」と聞かれたら悩んでしまいませんか。
持続力や瞬発力など色んな力が思い浮かぶことと思います。
そのすべてに通じるのが集中力です。
集中して物事を考えることによって、気を散らさず持続的に作業ができますし、瞬発的にアイディアを思いつくことができます。集中力を意識して仕事をしましょう。
【色が集中力を高める?】
では、集中力を高めるにはどうしたらよいでしょうか。
私たちが生活する空間は様々な色で溢れています。
そして、私たちは常に何気なく目に入った色の影響を受けています。
遊園地などカラフルな色づかいのテーマパークに行って気分がウキウキしませんか。
また、落ち着いた色のホテルのロビーやショップを訪れると、自然と落ち着いたゆったりとした気持ちになるのではないでしょうか。
このように、色には私たちの気持ちや行動をコントロールする力があります。
【色が集中力を高めるのはどんな仕組み?】
目で見た色は 脳へと伝わり、脳内ホルモンの分泌を促し、神経に伝達されます。
このようにして、目から入ってきた色という情報が伝達され、感情に影響するのです。
そして、時として、私たちの気分を全く変えてしまうこともあります。
この仕組みを上手く利用して、「集中したくなる気分」を作りましょう。
【集中力を高めるのは青色!】
集中力を高める色は青色です。海の色や空の色を見ると、誰でも穏やかな気持ちになるのではないでしょうか。
目が青色を見るとセロトニンという脳内物質を分泌します。
セロトニンは、脈をさげて落ち着いた気分にさせる効果があります。
そのため、精神的にも肉体的にもリラックスし安定した状態を保つことができます。
青色を目にして、リラックスして落ち着いた気分で、目の前の仕事に集中しましょう。
また、青色には、時間を短く感じさせてくれる効果もあります。単純な作業を行う場合、普段より時間が長く感じませんか。
青色がオフィスカラーの部屋で行うと時間が短く感じ、単純な作業に飽きが来にくいという効果があります。
真っ青でないと効果がないわけではなく、青緑や水色など寒色系であれば効果が期待できます。
積極的に取り入れましょう。
【オフィスカラーとしての取り入れ方は?】

いきなり壁の色などなかなか変えることができない箇所に用いるのではなく、簡単に変えることができる箇所から試してみましょう。
例えばデスク周りの小物である、ペン立て・ノート・ファイル・マグカップなどから青色にしてみてください。
新しくオフィスを構えるタイミングであれば、カーテンやカーペットに青色を取り入れてもよいでしょう。