どこからでも社長が見えるオフィス配置とは?

新たにオフィスをデザインするにあたって、社長室を4面ガラス(もしくはアクリル樹脂製)の透明仕切り板で覆った中心部に置いてみてはいかがでしょうか。
これにより、「社長が社員を統率する」という発想を転換することができます。
このようなオフィス配置にすることで、「社長が誠実に働いている会社は、社員がついてくる」ということを実感することができるでしょう。
フロアの中心にエネルギ―が集中
多層階からなる会社で、中央部に踊り場(アトリウム)をもつ建物のフロア全面を使える場合には、吹き抜けの中央部に4面ガラス張りの社長室を設けましょう。
それにより、全社員が各階から社長の動きを絶えず見ることができるようになります。
イメージとしては、ルーブル美術館の中庭の透明ピラミッドの空間部でしょうか。
まさに会社のフロアの中心です。
そして社員のデスクは、すべて中心部の社長の方向へと向けます。
デスクは、現在IT系企業のオフィスで増えつつある机の面が上下に稼動する、椅子のいらないものを用意しましょう。
必要な場合は机の面を下げて椅子に座って作業もできますし、立ち上がったままデスク作業をすることも可能です。
また立ちながら作業するついでに、社長の様子をいつでも確認しやすくなります。
それと同時に、ある社員が全社員にアナウンスしたい場合には、社長室のまわりをぐるりと回りながらマイクを使いながら話せば伝えることができます。
原始的ですが社員にとっては臨場感があり、会社にとって新たなことが始まりつつあるということが実感できます。
アトリウム形式のオフィス配置の利点

この配置の利点は、いつでも会いたいときに社長に向けて意見を言える、アイデアを提案できるスタイルを具現化していることです。
一体感を象徴するだけでなく、会社一丸となって邁進している様子を内外に示すことができるのも大きなメリットです。
さらに、このようなオフィス配置により、社員が自ら会社を動かしている意識がより強く生まれることでしょう。
万が一こういった配置が難しい場合には、大画面でオンラインの生の社長室の様子を中心部で映し出す装置を置きましょう。
そして、すべての社員のデスクを画面の方向に向けることで代用できます。
また、社内LANで画面を使いながら討議ができるようにするとなお良いでしょう。
動きのあるオフィスが発想の泉に
新たにオフィスの配置を変えることで、社長だけでなく社員にも大きな変化が表れます。
たとえば、立ち上がったまま机に向かうことで、オフィス内を動き回りやすくなります。
これは非常に重要なことで、自分のパソコンの前に座ったまま始業時から終業時まで過ごしていると、社内のコミュニケーションや発想はすぐに限界に達してしまいます。
その点、社員相互の対話や社内での議論や意見の交換が増えることで、新たな発想が生まれやすくなりますし、社長からもその様子が確認しやすくなるのです。
オフィスのデザインによっては、社長が社員を統率するという発想からの転換を実現することができます。
企業の発展のためにも、社内コミュニケーションを盛んにするオフィスを実現してみてはいかがでしょうか。