季節の変わり目にオフィスや自宅でできる体調管理
寒い冬が終わると段々と暖かくなり春がやってきます。
冬の間は風邪予防などきちんとできていた人も、3月、4月の季節の変わり目は体調が悪くなるケースも多くあります。
どうして春になると体調を崩す人が多くいるのでしょうか。
春の体調不良の原因と、季節の変わり目で体調を崩さないためにオフィスや自宅でできる体調管理の方法をご紹介いたします。
春に体調が悪くなる理由
・気象の変化
春になると日によって気温の差が大きくなり、また日中と夜間の寒暖差も激しくなります。
寒暖差によって体温調節が上手く機能できなくなると血流が悪くなり、体調を崩しやすくなります。
また日照時間も長くなることで、冬の日照時間に慣れていた体内時計が乱れを生じ、軽い睡眠障害などの症状が出ることもあります。
・身の回りの環境の変化
春は季節の変わり目であるとともに、新しい社員の入社や配置の転換など身の回りの環境の変化も多い時期です。
身の回りの環境の変化に無理に適応しようとすることで心身ともに疲労がたまり、精神的なストレスから体調を崩すことがあります。
季節の変わり目に起こる主な症状
・睡眠不足、睡眠過多
・食欲不振、過食
・集中力の欠如
・身体のだるさ、疲れやすい
・頭痛
・下痢、便秘
・イライラしやすくなる
以上が主な症状です。
また花粉症によって鼻水やくしゃみ、目の痒みなどの症状が出る人も多く、ストレスをためる一因にもなります。
オフィスや自宅でできる体調管理
・体温調節を心がける
春は日がさしているか曇っているか、暖房か冷房かなどによって大きく気温やオフィスの室温が変わります。
その変化に対応できるように薄物カーディガンなどのいつでも脱ぎ着できる服を常備していると良いでしょう。
体温調節をこまめにすることが体調の不具合を予防することにつながります。
また春になると上半身は暖かいけれど、足元は冷えている場合があります。
レッグウォーマーやひざ掛けを活用して足元も冷やさないようにしましょう。
・規則正しい生活リズムを心がける
毎日の起床時間、就寝時間、朝昼夜の食事時間を規則正しくとることで心の乱れを予防します。
春は日の出時間が早くなるので、早めの時間から就寝することが質の良い睡眠の秘訣です。
どうしても不眠に悩む場合は、アイマスクを着用して眠りやすい環境づくりをすることも大切です。
それぞれ自分に合った時間を見つけることで生活リズムは良くなります。
自分にとって無理のない生活リズムを作っていきましょう。
・体を動かす
オフィスのなかや自宅で軽いストレッチをすることはストレスの解消を期待できます。
汗をかいたり筋肉を動かしたりすることは血の流れを安定させ、リラックス効果もあります。
毎日の生活のなかで軽いストレッチや軽いジョギングなどを取り入れることで心身の健康を保たせると良いでしょう。
・ひとりで悩まない
新しい環境に戸惑い、ひとりで抱え込むとストレスは増える一方ですし「春うつ」になりかねません。
緊張や不安を取り除くためにも、信頼できる人に相談することで気持ちが楽になることもあります。
自宅に帰ったらリラックスする時間を設けるなどして、ストレスをためこまないようにしましょう。
季節の変わり目を体調管理で乗り切ろう!
さまざまな変化がある春。その変化ゆえに体調も崩しやすいです。
新しい環境で頑張ろうと思っていても、体調を崩してしまうと折角のスタートに失敗してしまいます。
こまめな体調管理を心がけて、季節の変わり目を乗り越えましょう!
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